UnityでセットアップしたアバターをNeosVRに持ち込む

※ 2022/12/3 補足

情報が少ない時期に試行錯誤で試していた頃の手順です。
他のインポート手順の方が確実なので、まずは他の方のセットアップ手順を試すのをオススメします。


Unityで着せ替えしたアバターをNeosVRに入れたい!でもうまく動かない!

…となるケースが何回かあったので、私の環境で安定してインポートできている手順を公開しておきます。(Wiki通りだけど)

NeosVR内でのハマりポイントが激減するので、個人的にはこれがオススメです。

必要なもの

手順の概要

  1. Unityでアバターを読み込む

  2. アバターをUnityからVRM形式で出力する
    (※そのままFBX出力すると壊れやすいので、VRMを経由する)

  3. 出力したVRMBlenderで読み込む

  4. Blenderで読み込んだVRMをglTF形式で出力する

  5. アバターをNeosVRにインポートする

作業手順

1. Unityでアバターを読み込む

詳しくないので…軽く説明

1-1. Unityで3Dプロジェクトを新規作成

1-2. アバターのunitypackageをD&Dで追加する

1-3. Sceneにprefab(アバターデータ)をD&Dして配置する

※ マテリアルエラーになっている場合は何かシェーダを当てておきましょう。
NeosVRはマテリアルの制限があるので、StandardでOK

衣装切り替えはNeosVR内で設定できるので、すべてONにしてインポートしておくと着せ替えが楽です。

2. UnityからVRM形式で出力する

2-1. unitypackageを公式サイトからDLする
一番上のでOK

2-2. ダウンロードしたUniVRMのunitypackageをD&Dで追加する

2-3. アバターVRMでエクスポート
出力するアバターを選択した状態で「VRM0」→「Export to VRM 0.x」

今回はTitle/Version/Authorを適当に入力してExport

3. 出力したVRMBlenderで読み込む

3-1. VRM importerをインストール (初回のみ)
リンクの手順通りにインポートしましょう
設定できればチェックONになるはず

3-2. VRMをインポート

デフォルトの箱は削除しておきます。
ファイル→インポート→「VRM (.vrm)」 からインポートする

4. Blenderで読み込んだVRMをglTF形式で出力する

ファイル→エクスポート→ 「glTF 2.0 (.glb/.gltf)」からエクスポートする
ボーンが変な方向向いてるとか色が出ていないのは一旦無視してOKです。

アバターのglbファイルが出力できれば完成!!

5. (おまけ) NeosVRにインポートする

デスクトップモードならエクスプローラーでglbファイルをCtrl+C → NeosVRウインドウ内でCtrl+V!かんたん!!
VRモードで入る場合は、glbファイルを分かりやすいフォルダに置いておきましょう。

数分待てば、マテリアルも反映されるはずです。

残りはWikiの通りに設定できるはず。
分からなければ、チュートリアルワールドで聞いてみましょう。

NeosVRのノウハウは内部のコミュニティ内に留まってるケースが多い…

参考

アバター作成 - NeosVR日本語Wiki